建築設計や建築の施工管理に携わった1950年代生まれのベテランが、退職しています。現在は、①1960年代のベテランや②1970年代から1980年代生まれの中堅、③1990年代生まれの浅い経験の人が現役になっています。
これらに共通しているのは、①建築専用のフリーウェアのCADが使える、②AUTOCADが使える、③ネットが扱える、④建築専用の解析ソフトが扱えることです。
企業は、採用時に2級建築士や1級建築士、建築施工管理者の所持者の補充を伺えます。それは、設計ないし工事の問題が発生したときに会社の責任を不問にするためです。建築の仕事は、まだまだ男性社会の体質と成果第一なのでかなり覚悟をしないと大変です。
建築技術者が、①安全第一の建築物の実現、②住み心地の追求、③建築技術者の後継者の育成、④建築の教育のカリキュラムの充実、④建築労働の条件の向上、⑥設計から工事、メンテナンスに至るまでのチェック機能の確立を率先して取り組むべきです。