3月11日の起こった東北地方の地震は、建築や土木での耐震設計や防災の抜本的な対策を検討していくきっかけになります。バブル期の頃の設計技術者や施工監理者が部長や課長を勤める中で耐震設計や防災の抜本的な対策でのスピード感や住民に納得できる説明の能力を持っているか、私は危惧を感じています。ベテランの技術者も然りです。
私は、大学のバイト時代から建築設計の実務に携わっていました。建築設計の仕事は、残業や休日出勤、深夜勤務があって当たり前なのです。建築設計事務所は、大体9時から18時ぐらいです。中には、①9時半から17時半、②10時から18時という所もあります。
仕事の受注先は、ゼネコンや大手設計事務所、住宅メーカー、不動産が主体です。建築設計の仕事の大変さは、残業が1日あたり3~4時間、1ヶ月では、50時間から100時間の間であります。設計事務所は、1日から2日も余計に働いているのです。時間でピシャリと仕事する人は、会社からは煙たがられて、解雇を匂わしたりや管理職からいじめや嫌がらせを受けます。
仕事の受注先は、ゼネコンや大手設計事務所、住宅メーカー、不動産が主体です。建築設計の仕事の大変さは、残業が1日あたり3~4時間、1ヶ月では、50時間から100時間の間であります。設計事務所は、1日から2日も余計に働いているのです。時間でピシャリと仕事する人は、会社からは煙たがられて、解雇を匂わしたりや管理職からいじめや嫌がらせを受けます。
このような技術者の厳しい仕事の中で起こった地震は、想定外や部下に責任を負わせることでごまかされません。