☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

50歳代から70歳代のベテランの技術者の飽和化と20歳代から30歳代の若年層の技術者の手薄さが

 最近の建築設計や建築の施工管理に携わる人は、①50歳代から70歳代のベテランが中心になっていることと②20歳代から30歳代の若年層の手薄さが中心になっています。企業は、採用時に2級建築士や1級建築士、建築施工管理者の所持者を見つけたいようです。
 それは、設計ないし工事の申請業務の印鑑や登録番号を入れることにより責任を問うためです。建築の仕事は、まだまだ男性社会の体質と成果第一なのでかなり覚悟をしないと大変です。
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 大学卒業者や専門学校の卒業者が建築構造設計事務所やゼネコンの構造設計、住宅メーカーの構造設計には入ったばかりで仕事に慣れるのに大変です。仕事の概要は、①CADでの構造図の訂正ないし作成や②構造計算の入力、③計算書や図面のプリントアウト、④現場での施工管理の見学、⑤確認申請書の提出ないし差し替えの作業などがあります。
 この仕事は、根気が要るだけでなく、残業が毎日行われること、仕事に責任感を持つことです。それは、先輩からのアドバイスや図面の研究、計算書の研究、申請書での成功ないし失敗、構造関係の書籍からの研究から学べます。設計事務所は、ユーザーや元請に依存した建築の専門のサービス業です。
 私が建築構造設計を経験して感じたことは、①働く時間が長くなることと②賃金が安いこと、③建築関係の資格取得の勉強が苦痛なこと、④構造設計の書籍を読みこなせること、⑤構造設計の計算ソフトが使いこなせること、⑥建築関係のCADが使いこなせることです。私の経験から若年層が嫌われることは致し方ありません。
 建築技術者が、①安全第一の建築物の実現、②住み心地の追求、③建築技術者の後継者の育成、④建築の教育のカリキュラムの充実、④建築労働の条件の向上、⑥設計から工事、メンテナンスに至るまでのチェック機能の確立を率先して取り組むべきです。そして、建築構造設計の仕事に関わる人は、建築物の安全性の確保と後継者が安心して作れる建築構造設計事務所の体質の改善に取り組むべきです。
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