地域ユニオンコラボレーションは、元東京地評組織
オルグの小野寺忠昭が東京東部区内ローカルな労働運動から見た共闘運動の新しい課題を明らかにしています。
この本は、①東京東部の労働運動や総評労働運動の総括、②東京総行動における
労働争議、③総評解散後の
労働組合の再構築、④
国鉄闘争から
労働基準法改悪闘争までの労働運動の再生を描いています。
①昔陸軍、いま総評とか中小旦那組合、②ビラ巻き三年・
ガリ切り八年、③法人格容認の法理、④東京総争議団の4つの基本・3つの条件は、
労働組合の結成や組織
オルグに関わる方々が合い言葉になりました。
私がこのようなことを語ると、真っ先すっ飛ぶように
共産党の党官僚から①
労働組合主義者、②物取り主義者、③
国労・全港湾・港合同ブロックのことを語るな!と痛烈な批判に出くわします。
労働組合は、職場で働いている仲間に頼る日常活動から要求の決定や闘いの戦術、要求の実現、地域の様々な
労働組合の共闘をすすめる運動体です。政党の党官僚や組合の幹部の官僚主導の
労働組合は、仲間の思いを踏みにじり、分断させます。