日本の政治は、ゴールデンウィークの間動きを見せています。主な特徴は、①ウクライナでの紛争でのEUとの連携、②ロシアプーチン大統領との対応、③安倍内閣の海外視察時の人工地震のテスト、④5月のEU議会議員選挙の動向です。
これは、①共産党と社民党を除く会派ゆよる国民投票法改定案の共同提案や②今年度の政府予算反対の積み重ね、③衆議院鹿児島2区補欠選挙から信頼関係を築いたからです。それは、安倍政権の一強多弱の議会の状況から生まれるやむを得ない野党ばらつきの克服の術です。
民主党は、統一会派入りの動きを見ながらこれらの政党との連携を重視に向けています。共産党は、これらの動きに関係なく野党ばらつきの克服に関わらないようにします。社民党は、社会民主主義やリベラル勢力、脱原発勢力と連携しながら個別課題の連携に留めています。