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ぶどうの出店とぶどう狩りは、終了しました。来年もよろしくお願いします。

大衆運動における党派性の持ち込みについて

 私は、先日ある全労連系の組織オルグと話をしていました。私が「沖縄平和行進が5月に行なわれています。あなたは、このことを知っていますか。」と尋ねました。
 オルグは、「それは、知りません。主催は、何処ですか。」と言いました。私は、「主催は、沖縄平和運動センターです。参加者は、連合加盟の労働組合社民党新社会党、旧総評系労働組合社会主義青年同盟です。」と言いました。 オルグは、「沖縄平和行進は、全労連沖縄県労連に対応していないので、興味がありません。」と言いました。私は、「米軍による基地機能の拡大が行なわれる中で、あなたの運動の考えは、党派性の持ち込みによる運動の系列化です。沖縄の平和運動の分裂は、本土の平和運動が党派性を持ち込んだ結果です。」と答えました。
 オルグは、「分裂を持ち込んだのは、総評・社会党ブロックです。分裂の責任は、社民党新社会党、連合加盟労働組合、旧総評系労働組合沖縄平和運動センターにあります。」と言いました。
 日本の左翼政党や労働組合は、長年に渉って労働組合平和運動、部落解放運動、女性運動、青年運動、学生運動などにそれぞれの党派性を持ち込んだ結果、分裂や解体、停滞を招きました。これは、ヾ管瑤亮臚蓋∩茲き∩塙膂?箍餔?悗琉悊回しA挙対策だ党との緊密な連携の行きすぎです。一般の組合員や会員は、このような光景を見てしらけていることと運動から離脱していきます。
 殆ど幹部が、しらけと運動への離脱の行動に対して、「あいつらの行動は、無責任極まりない態度だ。私たちの組合の方針に結集をするか否かが、真の組合員の態度だ。このような無責任な態度を執った組合員は、叱るべき対応を執らせて戴きます。」と態度を執ります。
 日本の大衆運動における党派性の持ち込みは、幹部依存体質と選挙対策、大衆の創意の不在、主導権争いです。大衆運動は、大衆の中の不満や要求を汲み取り、決して党派性の持ち込みに毅然として突っぱねた上で取り組むことです。