労働組合の幹部や活動家は、労働組合業界で氏名入りで登場します。しかし、メディアにはめったに登場しません。
メディアに登場する労働問題に詳しい経済シンクタンクの研究者や役員が評論します。大昔の労働問題に詳しいコメンテーターは、労働組合の幹部経験のある労働運動家と称する方です。
私鉄総連の元幹部の内山光雄や岩井章元総評事務局長、中島道治繊維労連元委員長、太田薫合化労連元委員長が挙げられます。
労働組合が職場に基盤を置き、様々な産業の労働条件を確立する、無権利な仲間を放置しない、労働争議の当該を連帯の輪に入り込むと言った発信は、労働運動家を通じて紹介されます。
私が若い頃の労働運動家御三家は、太田薫と岩井章、市川誠総評元事務局長と言った重鎮です。連合や全労連、全労協と言った労働組合の幹部が21世紀の労働組合の運動家御三家を輩出することは甚だ疑問です。