社民党内の右派と呼ばれてきた地方議員が地域の９条の会の呼びかけ人に就任しています。この人たちは、党内で日本共産党嫌いで、「社民党内のガン」と呼ばれていました。日本国憲法が改悪される危機感が、住民の安全と民主主義を守る実践へと駆り立てるのでしょう。人間と言うのは、環境や社会的背景、人生観、経験が組み合わさって変化が生まれることを感じました。
社民党の一部や新左翼の一部は、大阪・門真市議の戸田ひさよし氏の政治資金規正法違反の疑いで逮捕されて、大阪拘置所に身を預けられた状態になったことを理由にして「戸田議員の無罪釈放を！」、「大阪府警による不当弾圧糾弾！」、「門真市議会の総与党化反対！」と主張しています。この人たちは、大阪府警の不当性を指摘していますが、市民の目線に立った運動の欠如、戸田問題の国内・国際敵視野から運動の展開の逸脱、総評系労働組合からの支援が受け付けられないことなど世論から孤立してきています。
私は、社民党員や支持者の要望を考慮して戸田問題には取り組ません。当面は、日本国憲法改悪反対と地域労働運動の再構築、柏原の市政改革に専念をしていきます。
