なかまユニオン東リ支部の偽装請負労働争議６年の道のりを描いた闘って正社員になったという本がオムニ７を通して入手しました。
支部組合員の５名が連合兵庫ユニオンの労働争議未経験のために堺総合法律事務所の村田浩治弁護士を通して、同ユニオンを脱退してなかまユニオンＬ社労働組合として加盟しました。
東リが、派遣会社のＬ社の間の偽装請負の実態を知られないように、別の派遣会社に移すために９名の連合兵庫ユニオンの脱退者の受入を引き換えに現在の５名を不採用者に決定しました。
東リ支部の５名は、２０１７年から２０２２年まで足かけ６年、労働者派遣法の労働契約申込みみなし制度を活用した東リの直接雇用の実現のために裁判や労働委員会の救済の闘いで東リの正社員として職場復帰しました。
職場復帰の出迎えには大津留求伊丹市会議員や高橋あこ伊丹市会議員が駆けつけました。
中堅企業の労働争議は、１０年以上の長期にわたって、雇用保険仮給付やアルバイト、グッズ販売、生活保護などで生活を維持しながら家族の協力で進めています。
勝利の決め手は、組合員が東リからの業務指示の書類の写しを取り、証拠になる書類のストック、必ず全員職場に戻る決意です。
