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労働組合の組織形態(再録)

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 労働組合の組織形態は、合同労組や一般労組が代表的です。
 合同労組は、総評が中小企業労働者の組織化の受け皿です。組織オルグが合同労組を結成に全力を傾けて全国一般労組を結成しました。全国一般は、総評内の大企業労働組合から解散要求や社会党支持を巡って分裂しました。連合・全国一般は、自治労に吸収されてしまう程に衰退しています。
 一般労組は、建交労(全日本交運一般労働組合)が挙げられます。
 建交労は、建設一般全日自労と運輸一般、全動労が合同をして結成しました。建交労は、建設産業や運輸産業、鉄道を軸にしながら元請けや荷主、取引先の労働者の組織化をしています。組織形態は、地域支部と業種支部、企業支部です。業種別部会が、闘争方針や組織拡大を行なっています。部会は、①トラック②生コン・セメント輸送③危険物輸送④酸素輸送⑤建設関連⑥ダンブ⑦事業団⑧学童保育⑨メンテナンス⑩清掃⑪商業⑫製造業⑬重機クレーン⑭鉄道⑮競走⑯労災・職業病⑰建設現場です。
 私が、他業種のゼネラルユニオン化を提起しているのは、それぞれの組合員が取引先や会社の周辺の会社、関連会社、子会社、地区労、地域労連など可能な限り企業の垣根をなくすことと地域労働運動を全国的視野ですすめるためです。私は、これからの労働組合が産業を軸にしながら地域への影響を広げるゼネラルユニオン化を行なうことです。
 地域ユニオンは、職場の一定の地域しか運動ができません。産業別労働組合は、該当する産業しか組織できないのです。他業種のゼネラルユニオンは、どんな産業や地域でも対策ができることや業種別部会が、それぞれの業種別のたたかいや組織拡大を系統的にできるからです。他業種のゼネラルユニオンは、産業の違いを超えたどのような形態の労働者でも相手にできます。
 全労連が、各都道府県に1つのローカルユニオンの結成を提起しています。連合も、地域ユニオンや全国一般の組織化を提起しています。大企業が、不採算部門の統廃合や新規部門の開拓をしながら産業構造の転換を図っています。既存の産業別労働組合は、企業意識や組織化の戦略が持たれていません。
 労働組合の組織化は、企業意識を克服して、産業や地域での労働組合のない労働者、会社の言いなりの労働組合に批判的な労働者、自由労働者、不安定労働者を獲得することです。現在の産業別労働組合は、正社員や正職員を宛てに組織化をしてきました。社外工や臨時工、アルバイト、パートの組織化は、若干の試みがありましたが成功をしていません。
 派遣労働者や請負などの労働者が、現在の大企業や中小企業で正社員の採用を控えて低賃金や労災隠しで働かされます。派遣労働者や請負は、一企業に止まらずに企業間の移動します。 派遣労働者や請負の労働実態に噛み合うには、産業を軸にしたゼネラルユニオンが、組織化の戦略を組み込むことです。組織化の戦略は、正社員の中心の組織形態から全労働者を視野に入れた実態調査と派遣先・派遣元の関係、派遣労働者の権利の調査を考慮して取り組むことです。