柏原市議会の9月の議会が、9月2日から9月29日まで行われています。提出されている議案は、①2015年度各種決算(一般会計と国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療制度特別会計、柏原市民病院特別会計、上下水道特別会計)の同意のための提案、②2016年度補正予算の提案、③柏原市営玉手つどいの広場条例の改定、④空き地対策協議会の設置に関する条例です。
今回の議会は、今年度の補正予算の審議だけでなく去年度の各種会計の決算の審議が各種常任委員会(総務文教委員会、市民福祉委員会、建設産業委員会)で行われて認定の可否を問います。
中野隆司市長の下の2015年度各種会計は、①市民税の収受も見込みの低下(とりわけ法人市民税、固定資産税の評価替え)、②庁舎建て替え基金の廃止による一般会計も大幅増、③竜田古道里山公園の自然体験施設の管理の柏原市単独負担の固執、④柏原市立柏原中学での耐震診断及び耐震補強の見通しの弱さ、⑤サンヒル柏原の経営破たんの責任の所在、⑥国民健康保険料の引き上げ、⑥各種特別会計の累積赤字の所在の問題、⑦ムサシによる不正選挙実施のために選挙費の実態の隠蔽を抱えたまま編成されています。