2月20日から始まった柏原市議会が3月22日に終えました。提出されている議案は、①冨宅正浩柏原市長の市政運営方針と②2019年度各種予算、③専決処分報告、④訴訟に関する提起、⑤条例改定、⑥人事案件です、⑦行政財産の貸付。
冨宅正浩市長が3月14日に①行政財産の貸付、②サンヒル柏原条例の改定の二つの議案を撤回することを明言しました。撤回を受けての訂正の議案が出されていません。
撤回を受けての質問は、山口由華と奥山渉、田中秀昭、岸野友美子、橋本満夫、新屋広子、中村保治、寺田悦久、大坪教孝が議案の撤回の経緯について行いました。議案の撤回及び訂正は、全会一致で承認しました。
2019年度一般会計は、予算規模が265億9793万3千円(2018年の比較10億7444万7千円増)です。歳入の内訳は、①マンションの建設増加による固定資産税の増加の見込みと②消費税10パーセントへの引き上げに対する措置の増加、③地方交付税の増加です。
2019年度国民健康保険特別会計は、予算規模が84億8803万8千円です。歳出の内訳は、①保険給付費の減少の見込みと②保険料の大阪府への上納の去年度と同額に見込んでいます。歳入の内訳は、①保険料納付の減少と②一般会計からの繰り入れの増加です。
2019年度介護保険特別会計は、予算規模が65億4745万1千円です。歳出の内訳は、①保険者の増加による保険給付の増加と②地域包括支援センター対策の増加です。歳入の内訳は、保険料と国庫負担金の増加を見込んでいます。
2019年度後期高齢者医療特別会計は、予算規模が10億275万9千円です.歳出の内訳は、後期高齢者広域連合負担金の増加を見込んでいます。歳入の内訳は、①保険料の増加と②一般会計からの繰り入れを見込んでいます。
会計の内訳は、①病院の外来患者及び入院患者の減少と②一般会計からの繰り入れ、③医療機器のリース料の償還、④建設債の支払いの増加です。
2019年度水道会計は、予算規模が①事業収益15億3712万1千円と②事業費15億2022万3千円、③資本的収入5億3178万9千円、④資本的支出10億5987万円です。会計の内訳は、①水道利用者の減少と②企業債と建設債の増加です。
2019年度下水道会計は、予算規模が①事業収益23億3169万8千円と②事業費22億4086万円、③資本的収入12億5775万6千円、④資本的支出20億9433万1千円です。会計の規模は、①雨水ポンプ場の設備の修繕と②流域下水道の負担金増加、③減価償却費の増加です。
2018年度一般会計補正予算第9号は、5億5733万1千円追加にしています。歳出の内訳は、①新しい元号へのシステムの改修と②障がい者施設の利用者の増加、③民間保育所への委託金の増加、④こども医療助成費の増加、⑤柏原市民病院会計の資本的支出の不足分の補填です。
歳入の内訳は、①国庫負担金(障がい者施設通所、保育所運営委託料、災害復旧、)の増加と②国庫補助金(小中学校空調設備)の増加、③大阪府負担金(障がい者施設通所、保育所運営委託料)の増加、④大阪府補助金(保育所運営委託料、こども医療助成)の増加、⑤柏原市民病院会計への繰り入れです。
専決処分は、①課税の誤りの損害と②訴えの提起です。損害賠償についての和解は、2018年度の固定資産税及び都市計画税の相続に関する課税の誤りです。訴えの提起は、柏原市役所に長期の自動車の不法駐車の撤去です。被告は、八尾市内の住民です。駐車は、2015年からほぼ4年間です。
条例改定及び条例制定は、①柏原市情報公開条例及び個人情報保護条例の改定と②シングル父母世帯の医療費助成に関する条例改定、③国民健康保険料条例の改定、④学童保育に関する条例改定、⑤廃棄物処理に関する条例改定、⑥サンヒル柏原条例です。
追加議案は、3月12日の議案の質問終了後に①専決処分報告(損害賠償及び和解 2018年11月に高井田横穴公園内の樹木の枝の伐採による飛来)、②専決処分報告(柏原市所有の車両が柏原市旭ヶ丘の住宅の外壁への衝突の破損)、③柏原市国民健康保険条例の改定(国民健康保険料の算定基準)、④2018年度一般会計補正予算(大阪府知事選挙の4月実施 ①期日前投票、②公営掲示板の設置 334万3千円追加 大阪府委託金を原資)が全会一致で成立しました。
3月22日の追加議案は、2019年度一般会計補正予算が3443万5千円追加です。歳出の内訳は、①サンヒル柏原維持管理の組み換え、②プレミアム商品券です。歳入の内訳は、①サンヒル柏原の委託管理の減額と②国庫補助金(プレミアム商品券))です。
2019年度一般会計の採決が行われました。橋本満夫が、反対討論を行いました。2019年度一般会計は、橋本満夫除く賛成で成立しました。2019年度一般会計補正予算は、全会一致で成立しました。2019年国民健康保険特別会計の採決が行われました。橋本満夫が反対討論を行い、橋本満夫除く賛成で成立しました。
2019年度介護保険特別会計予算と2019年度後期高齢者保健特別会計予算、2019年度柏原市立柏原病院事業会計予算、2019年度柏原市水道事業会計予算、2019年度柏原市下水道事業会計予算は、全会一致で成立しました。2018年度一般会計補正予算第9号は、橋本満夫除く賛成で成立しました。