☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

社民党宣言を考察する-4

 社民党宣言の考察が、最後を迎えました。宣言の最後の改革の道筋は、どのように書かれているでしょうか。下記を見てみましょう。
 1.社会のあらゆる分野で格差と不平等が依然として存在する中、私たちは働く人々、子ども、高齢者、障害を持つ人々など、弱い立場に置かれている人々の利益を実現することが、社会の安定と進歩に不可欠だと考えます。人々の自律を社会が支え、人々が公平に社会参加できる機会を保障し、人々の生活に密着した地域に主権を移す分権を促進させます。
 2.労働運動、そして非正規雇用や未組織労働者を含めたすべての働く人々は、「平和・自由・平等・共生」という社会民主主義の理念を実現する上で、最も重要な役割を担っています。また経済を足元で支える中小企業は、大企業の動向によって経営は安定せず、地域生活に欠かせない個人商店なども、大店舗の進出に脅かされています。食の安全や自然環境の保護で積極的な役割を果たすべき農林水産業も、市場の自由化の波にさらされています。私たちは、労働運動と働く人々、中小企業や個人商店、第1次産業に従事する人々と固く連帯します。そして生活者の立場から様々な課題に取り組む市民運動非営利団体NPO)などの活動、さらには社会の進歩と改革を担う学者や文化人とネットワークを結び、改革を進めます。
 3.私たちは、人々の現状に対する不満や不安を出発点とした大衆的な運動を重視し、固く連携しつつ、議会制民主主義の機能を通じて社会民主主義の理念に基づく政策を実現させていきます。そのために、徹底した情報公開によって議会制民主主義が役割を発揮できるよう監視します。
 4.私たちは、国会・自治体議会における党の議席増を党活動の柱に据え、社会民主主義の政権を日本に樹立することを目指します。この過程において、新自由主義新保守主義の政治の転換を求める政治勢力と連携し、主体性を維持しながら具体的な政策課題の実現を目指す、緊張感ある連立政権の形成を展望します。
 5.私たちは、21世紀を迎えた今、「平和・自由・平等・共生」の理念を掲げる社会民主主義の政治が、岐路に立つ日本社会の改革にとって必要不可欠な存在だと確信します。「もう一つの日本社会」を実現させる挑戦に、若い世代から高齢者まで、すべての人々が参加してくださることを呼びかけます。

 社民党の改革は、①住民が本当に国や地方での主人公になること、②企業規模の違いを超えた労働者や中小業者、市民運動NPOとの連携を強める、③国会や自治体議会での政策実現と情報公開の徹底、④新自由主義新保守主義の連立政治から社会民主主義を主体とした連立政官の樹立、⑤平和や自由、平等、共生の21世紀の日本を目指しています。
 しかし、社民党の党員は、公務員や教員、基幹産業での労働者党員や議員が中心です、中小企業の労働者や連合加盟以外の全労連加盟の元とでの労働者の間、学生、青年層、子育て世代の女性では、社民党の影響力が皆無です。
 社民党の党員が、中小企業や全労連加盟の元組合、学生、青年層、子育て世代の女性など今までと繋がりのなかった所に実態を調査し、これらの中で宣伝や組織を広げるべきです。その実践が、社民党の改革の基盤になりうるのです。