岩国市長選挙が、2月3日告示、同月10日投開票されました。当選は、福田良彦前自民党衆議院議員が当選しました。立候補者は、井原勝介前岩国市長と福田良彦前自民党衆議院議員の2人です。 この市長選挙は、米軍岩国基地の空母艦載機移駐をめぐって信を問うために井原勝介岩国前市長の辞任を受けて行われました。福田氏の当選は、自民党の利権による切り崩しと公明党の創価学会での締め付けが井原勝介前岩国市長を包囲したと考えられます。両党が、米軍の基地再編の推進を示しています。 ところが、この選挙が終わってから、沖縄県内の女子中学生が、沖縄の米兵によって乱暴されてました。沖縄の地方議会が、米兵による女子中学生の乱暴の糾弾と米兵の綱紀粛正を求める意見書や決議が採択されています。基地推進の市長が誕生しても、住民と米軍との矛盾は消え去りません。