東大阪市長選挙は、10月28当開票されました。当選は、野田義和前東大阪市会議員(自民党、公明党)です。 市長選挙には、野田義和前東大阪市会議員の他に長尾淳三前東大阪市長(日本共産党、新社会党支持)、西野茂元大阪府会議員が立候補をしました。 野田義和候補は、自民党による利益誘導や恫喝での長尾淳三候補への切り崩し、公明党と創価学会が一体になった長尾淳三候補への攻撃で当選したと考えられます。 長尾淳三候補は、東大阪市会議員選挙での①日本共産党の市会議員候補の9人全員当選で自民党や公明党の猛追に対する過小評価、実績と②国の悪政に対する打開策提起、③大阪府に対する政策提起、④不信任の不当な指摘などが落選になったと考えられます。 今回の東大阪市長選挙は、長尾淳三候補が野党の猛追に対する戦術を組めなかったこと、自民党と公明党による保守市政の復活への執念、国や大阪府の悪政に対する打開策の提起などの課題を残しました。 野田義和候補は、行財政改革の名による住民へ生活の犠牲や特定業者との癒着を深まりそうです。しかし、野田義和候補と住民との矛盾は、避けられないと考えられます。