東大阪市会議員選挙と東大阪市長選挙が、22日に告示されました。東大阪市会議員選挙は、定数38に対して52人の立候補で争っています。
立候補の内訳は、自民党9名と公明党10名、大阪維新の会12名、共産党6名、諸派2名(新社会1、その他1)、NHKから国民を守る党1名、無所属12名(自民党系2名、旧民進党系2名、その他8名)です。
東大阪市長選挙は、野田義和市長(自民党、公明党推薦)と浜正幸元東大阪市会議員(共産党推薦)、浜田聡放射線科医師(NHKから国民を守る党公認)の3名です。
東大阪市の議会は、水道工事や下水道工事、道路工事を巡る談合や工事落札の見返りを求める汚職が頻繁に起こっています。
自民党の塩川正十郎元衆議院議員の派閥や元自民党の西野あきら元衆議院議員の派閥に加えて、大阪維新の会、公明党、旧民主党が談合及び汚職のトラストの形成しています。
共産党は、このトラストに関わらないようにしています。しかし、清水行雄元市長の虚偽の住民登録作成にかかわる事件の逮捕を受けた東大阪市長選挙に当選した1998年の長尾淳三市長時代の運営が、当時の自民党や公明党、民主党の抵抗で3月議会の予算が成立できずに補正予算で繋いだ失敗から抜け切れずに今日に至っています。
今回の東大阪市会議員選挙と東大阪市長選挙は、①大阪維新の会や公明党主導の市議会にさせない、②共産党や新社会党、リベラル系の議席の確保、③長きにわたる汚職と談合体質をやめさせる、④旧布施市や旧河内市、旧枚岡市の時代の良さを生かした都市整備、⑤全国の技術レベルの高い市内中小企業の活性化、⑥ラグビーワールドカップの開催で置き去りにされた公共施設の改装の充実、⑦市内の農業の振興が問われます。