5日告示の柏原市会議員選挙(定数16)と羽曳野市会議員選挙(定数18)が、12日投開票しました。
柏原市会議員選挙は、①大阪維新の会の5人当選と②共産党の1から2の増加、③保守系無所属の一人減です。羽曳野市会議員選挙は、①大阪維新の会の全員当選と②共産党の4から3の減少です。
柏原市会議員選挙の特徴は、①新型コロナウイルスの医療対策および生活保証と②国民健康保険や水道料金を含めた負担の是非、③柏原市民病院や柏原市水道を含む会計の不明瞭、④民営化やデジタルトランスフォーメーションを前提にした大阪維新の会主導の柏原市の運営を巡って争います。
一方、羽曳野市会議員選挙の特徴は、①相乗り体制から大阪維新の会主導の羽曳野市政に至るまで住民生活の悪化と②教育や福祉の充実、③新型コロナウイルスの医療対策と生活保証、④民営化やデジタルトランスフォーメーションを前提にした大阪維新の会主導の羽曳野市の運営、⑤柏原市や藤井寺市、南河内地域の地方自治体連携です。
2つの選挙の結果の特徴は、①日本維新の会の大阪の小選挙区の全員当選をさせない、②自民党と公明党の連立政権から交代させる展望、③大阪維新の会のネガティブな話題があっても固定的支持層の定着、④市民と野党の共闘の追求です。
衆議院議員選挙は、自民党と公明党の連立政権の終焉をすすめる、日本維新の会の大阪の独占をさせない独自の課題をすすめる、市民連合を媒介にした市民と野党の共闘を強めることを基本に立憲民主党や共産党、社民党、れいわ新選組、国民民主党の5つの野党の議席を増やすようにしよう。
大阪府の地方自治体の運営は、大阪維新の会主導を進めないように、施設管理の統合やパフォーマンス的な実績重視、停滞と混乱を招かないようにしよう。