堺市長選挙、大阪府会議員補欠選挙、堺市会議員補欠選挙の結果、予想される衆議院選挙

　堺市長選挙が９月１０告示、２４日投開票で行われました。竹山おさみ(自民党、民進党、社民党大阪府連合、日本のこころ推薦、共産党支持)が永藤英機(大阪維新の会公認)を競り合い当選しました。

　選挙の争点は、①大阪都構想の住民投票の再燃や②竹山おさみ堺市長の２期目の実績、③百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録に向けた動き、④住民向け予算の拡充になりました。

　堺市長選挙の結果は、①ニューワールドオーダーの大阪版の大阪都構想の再燃がダメと言う意思を示されたこと、②堺の歴史や文化を破壊する大阪維新の会の役割、③ムサシ主導の不正選挙の実行が不発になったことが明らかになりました。

　一方、堺市長選挙と同時に行われた大阪府会議員補欠選挙（堺区、定数１）と堺市会議員補欠選挙（西区、南区それぞれ定数１）が９月１５日告示、９月２４日投開票で行われました。大阪維新の会の候補者が大阪府会議員補欠選挙と堺市会議員補欠選挙(南区)で当選しています。

　これは、①アンチ大阪維新の会の立場の候補者の乱立を止めなかったこと、②柏原市会議員選挙や羽曳野市会議員選挙の教訓が活かされなかったことです。

　私が、大阪府会議員補欠選挙の支援の中でアンチ大阪維新の会と野党共闘の渾然一体の選挙活動に問題点を見つかりました。竹山おさみ陣営内の野党の方々が、大阪維新の会を制するための地方自治体議員選挙の闘いの戦略の稚拙さを感じます。

　予想される衆議院選挙は、１パーセントのオリガーキがドル石油取引の維持出来ないもとで安倍晋三首相の衆議院解散宣言を行います。今回の衆議院解散は、①森友学園や加計学園の学校設立認可の不正追及の反らしや②不正選挙の実行による自民党政権の継続のためです。

　野党４党(民進党、共産党、自由党、社民党)が早急に候補者の乱立をやめて、市民連合の提唱している基本政策に基づいた小選挙区候補者一本化の実現で衆議院選挙に取り組もう。とりわけ大阪の野党共闘は、①日本維新の会と自民党の対決構図にさせないことと②日本維新の会の小選挙区の独占をさせないことを目標に取り組もう。そして、ムサシとグローリの主導の不正選挙の実施をさせない世論喚起もすすめよう。