大阪府会議員羽曳野投票区補欠選挙が7月3日告示、同月12日投開票で行われます。一方、羽曳野市長選挙が7月5日告示、同月12日投開票で行われます。
大阪府会議員羽曳野投票区補欠選挙は、やまのは創大阪府会議員が羽曳野市長選挙出馬のための辞任のために行われました。立候補者は、阪本なつよ(自民党公認)と西本宗一(大阪維新の会公認)の2名です。
一方、羽曳野市長選挙の立候補者は、北川つぐお羽曳野市長(無所属)と松村尚子前羽曳野市会議員(無所属)、嶋田たかし元羽曳野市会議員(共産党推薦)、やまのは創前大阪府会議員(大阪維新の会公認)、田中もとかず前羽曳野市会議員(無所属)の5名です。
大阪府会議員補欠選挙は、自民党と大阪維新の会の対決が確保しています。しかし、自民党の羽曳野市会議員と大阪維新の会の羽曳野市会が、北川つぐおと松村尚子、やまのは創、田中もとかずが分かち、羽曳野市のムラ争いがディープステートの権力争いの現れになっています。
羽曳野市の選挙は、長年、村型選挙や利権誘導選挙が繰り広げられて、同和対策事業の是非が加わり、参加型民主主義がまだまだ先の話になります。
2つの選挙の結果は、①大阪市の行政区再編を巡る再度の住民投票の実施と②今年秋に予想される衆議院議員選挙の行方に影響を受けます。