東京都知事選挙(6月18日告示、7月5日投開票)と東京都議会議員補欠選挙(6月26日告示、7月8日)が今月5日投開票されました。
小池百合子東京都知事が、宇都宮健児弁護士(立憲民主党や共産党、社民党推薦)と山本太郎元参議院議員(れいわ新選組)、小野泰輔前熊本県副知事(日本維新の会推薦)を下して2選目を果たしました。
小池百合子東京都知事の2選目の背景は、①公明党の水面下の支援と②期日前投票や新型コロナウイルス禍、世論調査、ムサシグローリー主導の選挙実務を含めたいかさま選挙の新たな展開、③野党共闘の主体的力量の低下の元の選挙運動。④山本太郎元参議院議員の野党共闘に対する選り好みに対する注文です。
小池百合子東京都知事が、2016年の選挙で築地市場の移転見直しから容認に素早く態度を変えました。
築地市場関係者から猛烈な反対や疑問の声があるにも関わらす、都民ファーストの会や公明党、民進党、自民党の都議会の協力を得て、豊洲市場の移転になりました。
東京オリンピックが新型コロナウイルステロにより来年の延長することに加わり、4月からの長期間の緊急事態措置が、経済破綻や生活環境の不安と言ったディープステートの思惑が、小池百合子東京都知事の狙いと合致しています。
自民党東京都連が小池百合子東京都知事と対決する予定候補者の擁立をあきらめて、自主投票に決まりました。公明党は、前回小池百合子を推薦したものの、小池百合子東京都知事の学歴詐称の疑いを懸念しているために支援できません。
野党共闘の関係者は、立憲民主党と共産党、社民党が宇都宮健児弁護士を支援して、小池百合子東京都知事の主導の東京都も運営から都民の生活優先の運営の知事誕生に向けていました。
国民民主党は、小沢一郎グループと原口一博衆議院議員が宇都宮健児を支持するグループと連合東京の動きを重視するグループに分かれているために自主投票に決まりました。
山本太郎は、①MMTと言う現代貨幣理論に拘り、貨幣第一の経済対策に陥っている、②野党共闘を自身の選り好みの場にできないことで小沢一郎グループから厳しく批判されても振り切って立候補しました。
一方、①大田区投票区(定数1)と②北区選投票(定数1)、③日野市投票区(定数1)、④北多摩第3投票区(調布市、狛江市)(定数1)の4つの東京都議会議員補欠選挙は、全て自民党公認の候補が当選しました、結果の要因は、①公明党が自民党の補欠選挙の支援、②都民ファーストの会の議員選挙での落選の続出、③紆余曲折がありながらの野党共闘による候補の絞りこみです。
立憲民主党公認の斉藤りえ北区投票区候補者の地に着いた日常活動や共産党公認の田中とも子候補者の共産党ネガティブキャンペーンの下の野党共闘の試みが次期衆議院選挙や来年の東京都議会議員選挙でも応用できます。
二つの選挙の結果は、①小池百合子東京都知事の新型コロナウイルス禍の東京都政の厳しい運営や②次期衆議院選挙での野党共闘の地道な活動、③自民党や立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党を含めた大阪維新の会反対勢力の団結力の強化、④不正選挙や人工地震、人工豪雨を含めたディープステートの動きの封じ込めの方策を進まなければなりません。