茨木市会議員補欠選挙(定数3)と茨木市長選挙が5日告示で12日投開票で行われました。
茨木市長選挙では、福岡洋一茨木市長(無所属)が寺元博昭元内閣官房内閣参与官(大阪維新の会)と僅差で2期目の当選を果たしました。
茨木市会議員補欠選挙(定数3)では。滝之上万記元茨木市会議員(かずのり)(自民党)、円藤こずえ(大阪維新の会)、浜守毅(大阪維新の会)が当選しました。残念ながら、大阪維新の会の2議席独占の実現が叶いません。
今回の選挙は、世界規模で広がっている新型コロナウイルス対策が茨木市から抜本的に取り組むきっかけにできることが問われました。①国民健康の大阪府運営の歪みの現れや②子育て世帯対策、③新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業対策、④大阪府営河川の安威川ダム建設の是非、⑤関西電力原子力発電所の放射線対策と言った個別政策の実現も競いました。
二つの選挙の結果は、①立憲野党主導の大阪維新の会反対勢力の主体的力量の強化や②自民党と公明党主導の主体的力量の強化といった二律背反の対決姿勢でなく立憲野党や自民党、公明党の各々の政党や労働組合、市民団体間の団結強化による大阪維新の会反対勢力の主体的力量の強化に転じることを示しています。