俳優の中村梅雀が、16日夜のNHKのファミリーヒストリーのゲストとして迎え入れて、父の中村梅乃助と祖父の中村翫右衛門のそれぞれの生き様、梅雀と梅乃助、翫右衛門の間のかかわりを映像を通して見ていました。司会は、今田耕司。サブキャスターは、池田伸子NHKアナウンサーです。
父の中村梅乃助と祖父の中村翫右衛門は、劇団前進座の看板俳優として、共産党に近い古典劇団と言われつつテレビの時代劇で人々から認知を広めてきました。
祖父の中村翫右衛門が、戦前の時の中国亡命のときに中国のラジオの番組に出演していた動画や音源を明らかになると、中村梅雀が感動しました。
父の中村梅乃助と祖父の中村翫右衛門の弟子と師匠の厳しい関係は、父の中村梅乃助と中村梅雀にも引き継がれています。
社民党や立憲民主党、新左翼は、劇団前進座の評価を①あれは共産党系の演劇集団なので関係ない、②スターリン主義を前提にしたプロレタリア演劇は労働者の姿を歪めていると冷ややかです。イデオロギー争いを前提にした芸術評論は、日本の社会の老害の競い合いになるので時間の無駄です。