イタリアの下院上院の議員選挙が4日投開票されました。上院(改選315議席)、下院(630議席)では、ベルスコーニ元首相の代表のフォルツアイタリアや同盟の保守連合が上院で125→134、下院で117→252を獲得しました。
中道左派連合は、民主党や左派環境自由など共産主義や社会民主主義、緑の政治勢力が共闘しましたがヨーロッパ連合の容認のために移民の受け入れの姿勢への批判を受けて上院で123→51、下院で345→115の議席の減少を受けています。
五つ星運動は、上院で54→114、下院で119→235と倍の議席の伸びを示しました。これは、中道左派や中道右派の政治勢力への批判の受け皿とヨーロッパ連合の離脱の世論の受け皿になっています。五つ星運動の連立政権入りは、困難です。