参議院選挙は、７月１０日に投開票されました。自民党と公明党、おおさか維新の会が非改選を含めて３分の２を達するようになしました。今回の選挙は、①安倍政権の経済政策の行きづまりの内容や②安全保障関連法の是非、③消費税増税の是非、④ＴＰＰ大筋合意に対する是非、⑤ムサシやグローリーによる票計数器や票仕分け機による不正選挙、⑥イギリスのＥＵ離脱に対するドル経済への姿勢を問います。
野党共闘が、①民進党の決意の遅さと②イギリスのＥＵ離脱に対する評価の違い、③共産党の防衛予算についての言及に対する揺れ、④小沢一郎生活の党の選挙区ないし比例代表の名簿届け出政党による統一候補作りへの躊躇を含めた問題から選挙区や比例代表で伸び悩みました。
選挙の結果が、①ムサシやグローリによる票計数機や票仕分け機による票の改ざん、②期日前投票行こう運動に見られる票の隠蔽で自民党と公明党が非改選を含めて３分の２に達するようになっています。与党Ａチーム（自民党、公明党、おおさか維新の会、新党改革）と野党Ｂチーム（民進党、生活の党、社民党、共産党、国民怒りの党）が選挙中から安倍政権と言うユダヤ金融の傀儡評価や傀儡批判に集中していました。
今回の参議院選挙では、２０歳以上から１８歳以上の選挙権の引き下げになりました。これらの若年層が参議院選挙を通じて不正選挙の餌食にされました。選挙権の年齢引き下げが、有権者意識の向上や投票率の向上のためを建前にして不正選挙に肖る国会議員の誕生に一層進みます。
定数１の選挙区では、民進党と社民党、生活の党、共産党の野党４党が①安全保障関連法の廃止や②アベノミクスと言う名の経済政策の是正、③ＴＰＰや辺野古米軍ヘリポート基地建設などの安倍政権の政治に反対する３つの共通政策でそれぞれの候補者に合意を得て、①民進党公認や②無所属、③共産党公認の３つのタイプの何れかに収れんしました。共産党がいち早く全選挙区の擁立を断念して３つのタイプの何れかを選択しました。しかし、野党共闘の共感が、不正選挙によって消されました。
生活の党の小沢一郎代表がテレビの政見放送を通じて①比例代表を自党の候補者に、②選挙区を野党統一候補に投票を呼びかけます。民進党や社民党、共産党は、重ねて野党統一候補に投票を呼びかける押し出しが弱く自党意識の改革が踏み出せことが困難でした。
小沢一郎は、自党意識がなく野党全体の議席拡大のために比例代表と選挙区に名簿届出政党として真の野党統一実現を呼びかけましたが、民進党、社民党、共産党は、自党意識への拘りが強いことを示しています。しかし、沖縄や山形県、青森県、岩手県、福島県、長野県、新潟県の定数１の選挙区での野党共闘の候補者が当選しています
