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地方自治体議員の政治活動収支報告のまやかし、市民による行政文書開示

 地方自治体議員の政治活動収支報告は、歳入と歳出が不自然な内容になっていることを見かけます。書類上の食い違いがないように見えます。
 歳入は、議員直接の寄付や後援会の会費、議員本人の後援会会費、歳費からの繰入が殆どです。歳出は、後援会会報の印刷、別納郵送料、議会報告の印刷、報告配布の外注、事務所の維持費、新聞や書籍などの定期発行が殆どです。
 これ以外の収支が過大ないし過小な報告になっていれば、相当怪しいと見なければなりません。地方自治体議員が所属している選挙管理委員会への行政文書開示が必要です。
 行政文書開示で出てきた報告書のチェックは、地方自治体議員への監視に繋がります。非開示や黒塗りの箇所が出てくると地方自治体議員と地方自治体がグルになって隠蔽していると見なければなりません。
 行政文書開示や監査請求は、住民自らが行い、自らが住民の中に拡げることです。「○○党が情報公開している思うからしなくてもいい」とか、「○○議員や後援会の役員が行政文書開示をすると後で脅されるのでしない方がいい」といった洗脳や情報操作は、すっぱり捨て去ることです。
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