私は、社民党の党員や支持者からから来年の統一自治体議員選挙のことを聞かれます。社民党の理念と政策がすんなり受け入れる時代でなくなっています。そして、これらを受け入れられる世代は、高齢者の一部ぐらいで殆ど受けいられません。
社民党を含む日本の左翼が、国会で安倍政権と対峙するために野党のバラツキの克服を拒否しています。結いの党と日本維新の会の合同は、社民党や民主党の一部を除いた勢力を基礎として政権交代を再び実現するためです。小沢一郎生活の党代表は、民主党の軸になる野党のバラツキを克服するこ、結いの党と日本維新の会の合同が政権交代を担えることを注目しています。
私は、7日の生活の党の小沢一郎代表の安全保障及び自衛権行使のあり方についての講演の動画を見ました。講演は、①日本国憲法の第九条の下の自衛権、②内閣法制局の解釈のいい加減さ、③国連憲章と第9条との関わり、④軍事戦略からの九条の位置づけを明らかにしています。講演の内容は、安倍政権や石原慎太郎、社民党、共産党、新左翼方々が苦渋に満ちた表情になります。
小沢一郎は、社民党や共産党、えせ右翼のようなアンチ橋下、アンチ大阪維新の会として目の敵にしていません。橋下徹大阪市長が大阪府知事の時に地域主権についての意見交換の時に小沢一郎が民主党の幹事長時代に会っただけです。大阪都構想と都の区割りは、小沢一郎を含め永田町界隈から見ると大阪の独特な問題になります。
小沢一郎は、左翼でなく自民党離党時代から①対等な日米同盟とアジアの関係重視、②日本周辺の事態に置ける自衛権の発動の姿勢です。社民党や共産党、新左翼、その他左派は、そんなような小沢一郎の姿勢を恨み辛みになっています。日本の左翼は、観念的平和戦略で共有しているのでユダヤ金融の軍事戦略が理解できないために行き詰っています。
小沢一郎は、また民主党の海江田万里代表が①再度政権交代のためのやる気、②やる気を裏付けられた戦略を掲げることを試しています。日本維新の会と結いの党の合同は、新たな政権交代の戦略がなければまた失敗します。日本維新の会は、共産党や社民党、民主党の一部を毛嫌いしているので野党のばらつき克服に期待できません。