労働者は、自宅から会社まで職場に通い、職場で仕事に取り組み、仕事の合間に食事を摂り、仕事を終えて帰宅すると言う生活スタイルに入ります。賃金を得るために労働力を売ることが労働者の使命です。
経営者は、労働者が労働力を売る分以上に剰余価値の商品を作る使命を持っています。剰余価値を産み出すためには労働者に長時間労働や時間辺りの労働力の価値を落としたり、職業病の発生させる等、経営者は、利潤を上げるために何でもありです。
労働者が職場の労働条件の低下や人間以下の扱い、災害に対して労働組合に加入する団結の姿勢を示す以外にありません。労働者の団結は、労働組合の加盟を前提に同じ職場の辛さや企業に対する不満を持つ志を共有できる姿勢です。
労働組合の幹部は、執行委員会の闘いの方針の決定を通じて労働組合の司令塔の護民官の役割を果たします。幹部の能力は、職場の実態を素早く理解できること、職場の問題の解決法を示すことができる、倒産や組織分裂の困難な時に戦略を立てられること、組合員の悩みに聞ける能力を持っていることです。