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レーニンの帝国主義論の意義、現代資本主義の変化を見て

 私は、レーニン帝国主義論を以前読んでいました。レーニンは、この著作で帝国主義の経済の特質に限定していますが、経済的特質がわからないと第一次世界大戦の分析ができません。
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 レーニンは、帝国主義国の政府の資料や資本論などのデーターや文献を使って資本主義が自由競争から資本の輸出や金融寡頭制の成立、経済関係と政治関係における領土分割、労働貴族の成立を明らかにして帝国主義を最高段階の資本主義とか社会主義革命の前夜と位置づけて、第一次世界大戦の状況からから革命に転換するように労働者政党に呼びかけました。
 日本の左翼勢力が、日本の政治の変遷や日本の独占資本の搾取の形態の変化に対応できずに、混乱や躊躇などを招いてします。これは、冷戦の崩壊や中国における市場経済の定着、ヨーロッパなどの金融危機が、レーニン帝国主義論の神髄を学びとる条件ができそうになっています。
 この本は、第一次時世界大戦の時に英独の旧来の帝国主義や日米の新型の帝国主義がアジアやラテンアメリカ、アフリカに資源獲得のために侵略を企てて、領土の再分割が行われました。独占資本が、腐朽性により超過利潤の一部で労働組合の上層部を買収をして労働者の間での分断工作をしてきました。
 現在は、領土の再分割が民族解放運動の発展によりできないことやアメリカ帝国主義によるグローバル化反戦闘争の弱まり、社会主義国の改革・開放政策などレーニンが生きていた頃よりも帝国主義国の矛盾がありつつも生き延びています。
 私たちは、レーニン帝国主義論からアメリカ帝国主義によるグローバル化の分析をしつつ、日本の左翼の問題の総括が、職場生産点や居住地の仲間と交流・討論を経て次のステップに進めていこう。
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