日本の左翼の闘いの基本が、①保守勢力の分岐の動向、②対米従属派の見分け方、③会社から養われている労働組合幹部の動向、④新自由主義の新しい展開から活動者の思考の硬直化に陥っています。それは、古い左翼勢力のスタイルへの固執や法律で行動の基準のすること、国民と称する選挙第一、インテリ的な日常生活観、カンパニア的な組織運営から派生しています。つまり、職場の仲間や地域の住民が不満や要求を持ち、問題を打開しようとしているかを掴めないことが最大の問題です。
日本の社会を変えるビジョンや労働者の生活を根本的に変えられるプログラムの立て方、組織スタイル、運動のスタイルが1970年から1990年までの情勢認識の感覚のままなのです。日本の社会を変えるビジョンや労働者の生活を根本的に変えるプログラムの立て方、組織の仕方、運動のスタイルは、幹部主導や政治家依存でなく職場や学校の仲間の知恵やアイデアを生かした内容や現在の情勢認識にかみ合ったないように改善すべきです。