2012-01-01 今年の日本の左翼の停滞からの打開 科学的社会主義、社会民主主義 #政界 日本の左翼圏は、①去年の11月の大阪のダブル首長選挙における共産党推薦の大阪市長選挙の候補者の取りやめと②大阪維新の会の独裁への7つの大阪の労働組合関係の共闘、③生コン関係3労組による建設現場でのストライキ、④4者4団体による政治解決を拒否した国鉄労働者の闘いの継続の動きを見せました。 この動きは、世界の新自由主義のよる労働者の生活の苦しさや労働組合の内部の分断を乗り越えました。労働者のストライキや学生のストライキは、連立政党制の下での政治家依存に陥らずに職場や学校を基盤とした要求実現と政治の変革のための手段となっています。 日本の左翼圏は、民主党批判を展開していますが、これらの批判は、民主党のアメリカ従属への回帰をさせないことを前提にしないと、1970年から1990年までの情勢認識の感覚に囚われます。 日本の社会を変える革命のビジョンや労働者の生活を根本的に変えるプログラムの立て方、組織の仕方、運動のスタイルは、幹部主導や政治家依存でなく職場や学校の仲間の知恵やアイデアを生かした内容や現在の情勢認識にかみ合ったないように改善すべきです。