衆議院選挙が、福田康夫首相の度重なる人気の無さで行われようとしています。福田政権が自民党政治の終焉を迎えようとしています。通常国会は、ガソリンの暫定税率の期限切れや道路予算の一般財源化への移行、後期高齢者医療制度、自衛隊のイージス艦の漁船への衝突、沖縄での米兵の少女への暴行事件、年金支給資格の是正の遅れなどで深刻な事態になっています。
民主党をはじめとする野党は、ガソリンの暫定税率の再延長の阻止や後期高齢者医療制度の廃止、自衛隊のイージス艦の漁船への衝突の徹底的な究明、米軍による犯罪の根絶のための世論の形成をしています。福田内閣は、これらの諸問題から住民との矛盾を深めています。
福田康夫首相は、アメリカや大企業に低姿勢な態度で迎合しつつ、住民に犠牲を押し付ける高飛車かつ無責任な態度をとる最悪な政権です。この政権は、アメリカの戦争協力と民主党内に対案の提出を仕向ける抱きかかえ、大企業のアジアへの進出による中小企業の衰退をすすめようとしています。
衆議院選挙は、福田康夫首相の悪政に信を問うために、生活水準の底上げと省庁の情報公開、大企業との癒着の断ちきるための政権交代を実現し、アメリカからの自立のための闘いに移行させるようにするべきです。