社民党大阪府連合第16回定期大会が、24日大阪市内で行われました。
大会は、①2022年度から2023年度活動経過報告、②2023年度から2024年度運動方針、③2022年度から2023年度活動会計決算、④2022年度から2023年度会計監査報告、⑤2024年度予算、⑥2023年度から2024年度役員選出の提案されました。
各議案に対する意見表明、提案が前回から代議員制から党員及び協力党員から出されました。
参加者からの主な意見は、①放射性物質の海洋放流についての法律制定、②党員や協力党員の生活を含む悩み解決の活動スタイルの確立、③大阪関西万博の中止とIR施設誘致断念の関連、④リアル会議やZoom会議の併用の可能性です。
私は、活動経過と運動方針について反対、決算及び予算について保留、会計監査と役員選出について賛成しました。
活動経過と運動方針の反対理由は、①新型コロナウィルス対策の違い、②中小企業や農林水産、学費値下げ、生活保護、国民健康保険運営、公の施設の再編など市民の暮らし第一の運動の実態の薄さ、③日本を含めたユーラシア規模の外交や安全保障、貿易、金融と言った視点の皆無、④ベテランや若年層、真ん中世代の壁が組織拡大の停滞になっている、⑤大阪維新の会主導の地方自治体の改善が立憲野党だけになっている、⑥大阪関西万博中止とIR施設誘致断念が一体でなく大阪関西万博の開催見直しとIR施設誘致断念をそれぞれ戸別で行う柔軟性がないことです。
新たな役員は、長崎由美子代表と大椿ゆうこ副代表、井上幸洋副代表から宮本信隆氏が副代表に変わりました。幹事長は新たに生活上の理由で離党した川口洋一高槻市会議員から廣田正博氏に変わりました。
大椿ゆうこ副代表は、参議院議員としての兵庫県内の国政報告会の出席のためにビデオ配信で参加者への挨拶をしました。
同党大阪府連合の所属の地方自治体議員が協力党員の木村真豊中市会議員と同党員の難波きみこ能勢町会議員、同党員の高木りゅうた高槻市会議員の3名になりました。
大椿ゆうこ参議院議員が2025年までの任期満了まで農林水産委員会でしっかり質疑を行い、同年の参議院議員選挙の比例代表で再選できることが社民党大阪府連合の重要な課題です。
そして、生活上や活動スタイルを含めた悩みや活動交流、経験交流、地方自治体議会の研究、労働組合や市民運動の結節が共有できる社民党へと発展や進化ができるように務めます。