日本共産党木津川南地区委員会と民主青年同盟木津川南地区委員会共催の高等教育無償化に向けてともに考える集いが昨日大阪市住吉区の苅田土地改良記念館で行われました。
集いには、宮本たけし衆議院議員が大学や短期大学、専門学科の高い学費やローン型奨学金についてパワーポイントを使った説明をしました。
宮本たけし衆議院議員は、学費の低減を通じた無償化や奨学金の国際比較、岸田文雄政権の異次元の少子化対策の問題点、日本共産党の学費値下げの答弁の引き出しについて解説しました。
宮本たけし衆議院議員が最後に野田佳彦政権時代に国連人権Ａ規約１３条２ｂ及びＣの留保撤回(無償化教育の斬進的導入、全てのものに機会均等に与える)の方針から留まっている状況を変えるために日本共産党が提起している大学・短期大学・専門学校の提案を実現できるように参加者に呼び掛けました。
参加者から質問や意見が出されました。①学費以外の通学定期代の低減や②大学の休学中や中退した時の奨学金の返済、③岸田文雄政権と日本維新の会の学費や奨学金についての特徴の比較、④大阪における私学偏重と公立教育軽視の打開策が主な内容です。
宮本たけし衆議院議員は、質問や要望に答えながら、学生や親の受益者負担の教育から国の負担による学費値下げ、Ｇ７加盟国並のローン型奨学金の一生涯支払いのない奨学金の改革ができるように、来るべき衆議院議員選挙で市民と野党の共闘の立場の議員を増やすことで可能だとまとめました。
宮本たけし衆議院議員の他には、わたなべ結衆議院大阪第３小選挙区予定候補者、井上ひろし大阪市会議員が大阪維新の会主導の自治体運営の下で大阪府内の私学の高校の無償化で私学経営の圧迫や大阪府以外から通う高校生の学費値上げの可能性を取り上げて、大阪府内の私学の学費値上げを大阪府や大阪市の補助の拡大を求める運動を今日を契機に取り組むと述べました。
集いの終了後には、宮本たけし衆議院議員とわたなべ結衆議院大阪第３小選挙区予定候補者が、民主青年同盟のメンバー向けの交流会と親を含めた参加者の交流に入って、集いで話せなかった参加者の質問や要望を聞き取りました。
