第25回許すな憲法改悪市民運動全国交流集会が大阪市内で行われました。
この集会は、衆参両院の憲法審査会の動きに呼応して職場や居住地で署名や学習会、集会開催の到達や停滞の状況を出し合いながら、日本国憲法改悪阻止やさまざまな市民運動の活性化を共有するためです。
高田健許すな憲法改悪市民運動連絡会共同代表が開会挨拶。中北龍太郎しないさせない戦争協力ネットワーク共同代表と藤木邦顕大阪憲法会議副幹事長、近藤美登志戦争させない1000人委員会事務局次長が連帯挨拶をしました。
菱山南帆子許すな憲法改悪市民連絡会事務局長が集会の基調報告をしました。
基調報告は、日本維新の会が通常国会の衆参両院の憲法調査会で国民投票実施に率先している状況やNPO法人Colabへの東京都の補助金の取得の疑義キャンペーンから、日本国憲法制定の経緯を知らない若年層や政党支持者なし層に働きかける工夫を提起しました。
菱山南帆子氏が働きかけの工夫内容ついて、演説ありきや演説を聞いて欲しいスタイルから身近な生活の苦しさや疑問に感じていることから市民運動をしるきっかけ作りのスタイルに変えることと明らかにしました。
菱山南帆子氏は、最後に全国で行われる統一自治体職員選挙に触れて、大阪維新の会の選挙の動きのみならず関東圏の市民運動の活動を妨害している地方自治体議員の当選を許さないことを参加者の思いの要請をしました。
内田雅俊弁護士が、東アジアの平和を築くためにと題した講演をしました。
講演は、1972年の日中国交正常化を基本に尖閣諸島の領海紛争や台湾海峡の領海紛争が国交正常化に問題としている自民党やジャーナリストの言動に乗らず、一つの中国と尖閣諸島の領有の棚上げが日中友好に大事と説明しました。