ウィルス対策特別措置法改定の審議が３月１１日と同月１２日に衆議院で、同月１３日に参議院で行われました。
衆議院本会議では、自民党と公明党、日本維新の会、希望の党、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社民党の賛成で参議院に送られました。
衆議院での反対は、共産党、山尾志桜里衆議院議員(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)が反対、阿部知子衆議院議員(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)が退席しました。
一方、参議院本会議では、自民党と公明党、日本維新の会、みんなの党、立憲民主党、国民民主党、社民党の賛成で成立しました。参議院での反対は、共産党と碧水会(嘉田由紀子参議院議員、ながえ孝子参議院議員 )、れいわ新選組(木村英子参議院議員、舩後靖彦参議院議員)、沖縄の風の高良鉄美参議院議員が反対、国民民主党の足立信也参議院議員が退席しました。立憲民主党では、石垣のりこ参議院議員と川田龍平参議院議員、有田芳生参議院議員、野田国義参議院議員の４名が退席しました。
ウィルス対策特別措置法改定の目的は、①住民への外出自粛や②人が集まる施設の使用停止の要請及び指示、③イベントの開催の制限、④抗ウィルス剤の接種の実施、⑤臨時の医療施設の設置の及び使用の強制、⑥輸送業への医療品の輸送要請、⑦医療品及び食品の流通の要請及び収容が改定の目的です。
この法律の改定が、①新型コロナウィルスによるテロの実行を続けられることや②政治活動や選挙活動への制限を加える、③労働組合運動や市民活動の制限を与えます。
