ゴールデンウィーク後の通常国会は、①働き方関連法案の審議や②省庁の文書取り扱い、③森友学園や加計学園、スーパーコンピューター採用を巡る疑獄が各委員会で審議の再開します。
安倍首相が①日中韓首脳会談や②日米首脳会談で南北朝鮮の軍事境界線を含めた軍事ラインの変更や東アジアの非核化のプロセス、各国の個別事案を話し合います。
①NATOの空軍機やNATOの空母の米軍基地の到着や②台湾周辺の米中の偵察が日本を含む東アジアの安全保障の環境の厳しさを示しています。自衛隊が今まで以上の行動範囲や計画の変更を迫られて、国会の審議が高まります。
働き方関連法案は、裁量労働時間の規定の改定を盛り込まずに時間外労働の上限や高度プロフェッショナル制と言う時間外労働規定の例外を盛り込んでいます。
この法案は、①時間外労働の野放しや②過労死過労自殺の認定の削減、③日常生活と労働の両立の困難になります。
省庁の文書取り扱いは、国家戦略特区に群がる既得権の利権のために歪められています。文書は、開示要求や国会審議の質疑の際に使われます。
通常国会の後半の審議は、労働時間や省庁の文書取り扱い、東アジアの安全保障を巡って世界の政治の流れから取り残されないようにしなければならない。