2016年度政府第三次一般会計補正予算が、1月27日に衆議院と同月31日に参議院で審議されて自民党や公明党、日本維新の会、日本のこころの賛成多数で可決成立しました。民進党、自由党、共産党、社民党、沖縄の風(参議院内会派)は反対の姿勢を示しました。
補正予算の規模は2133億円で主に①人工地震対策、②人口台風対策、③駆けつけ警護対策、④テロ対策費、⑤東アジア防衛費です。
歳出は 2133億円で計上して ①6225億円追加(人工地震対策、人工台風対策、駆けつけ警護対策、テロ対策費、東アジア防衛費)、②減額措置4164億円、③地方交付税(税収減に基づく減額 5365憶マイナス、税収減に伴う補てん 5365億円、地方法人税の減に伴う地方交付税原資の補てん 72億円)が内訳です。
今回の2016年度第3次補正予算は、2016年度の税収の確保の見込みが安倍政権の経済戦略の失敗から赤字国債や建設国債で歳入に取れて国民に①様々な保険料の引き上げや②消費税の引き上げの世論形成、③ドル基軸経済の防衛の狙いが見えます。