アメリカ大統領選挙と上院議員選挙、下院議員選挙の結果

　アメリカ大統領選挙が、８日に投開票しました。投票は、東海岸の地域から始まり南部、中間部、西海岸、島部と順次行われました。開票も投票と同じ順次行われました。

　選挙の結果は、共和党の候補者の経営者のドナルド　トランプが民主党の候補者のヒラリー　クリントン国務長官を下して当選するようになりました。ドナルド　トランプの当選は、①アメリカの庶民の生活悪化、②政府の財政赤字化の累積、③アメリカ大手企業の海外移転、④メキシコの間の国境警備の強化、⑤アメリカ軍の予算配分の再編が要因になっています。

　ドナルド　トランプの当選の影響は、①世界の与野党の敗北感、②政権運営の修正、③経済戦略の修正、④国際金融マフィアの仲間割れ、⑤市民運動の戦略の修正、⑥労働組合運動の戦略の修正せざるを得なくなります。

　アメリカ上院下院議員選挙も、同じ時期に行われて共和党の議席の過半数の確保になる勢いになりました。ウォール街やロビースト重視の民主党が、評価されなくなりました。共和党は、トランプ派とアンチトランプ派のグループに分かれて、民族保守派が多数になる必然性を持ってきます。

　日本の政界は、ヒラリークリントン派で占められています。アンチトランプ派は、与野党関係なく挙国一致で距離感を持たせています。

　日本の与野党が、ドナルド　トランプへの対応で①米軍駐留経費を巡る安全保障、②貿易関係の経過で今までより厳しく抜け目のない戦略を持ち、次期衆議院選挙の勝敗に影響を受けます。

　日本の与野党の国際金融マフィアに繋がりのある国会議員は、不正選挙で当選しています。不正選挙の恩恵を受けた国会議員は、次期衆議院選挙で落とさなければならない。