マルクス主義者の頑なさ
私は、人生の中で日本のマルクス主義者の頑なさと政権を担えないことを感じます。それは、理想像から拘りすぎるために現実の諸問題から解決できる能力を持っていないからです。つまり、住民を選挙のツールとして革命のツールとしてのオルガナイザーが鬱陶しいのです。
日本のマルクス主義者は、ヨーロッパの左翼の新しいムーブメントとアメリカによるイラク反戦のサウンドデモ、党派に属さないムーブメントの経験を生かすどころか固定したメンバーのルーティングのムーブメントに固執します。
この現状は、高齢化の克服だけでなく思考方法の硬直化の克服、古い経験の再現化で解決できません。現状の執行部の入れ替えと現場感覚が判る幹部の確立が、日本のマルクス主義者の頑なさからの解放と古さからの解放、新しいムーブメントの経験、実践を素早く理論化できる能力を身に付けれます。