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仙谷官房長官の自衛隊の暴力装置発言から見た国家観

 仙谷官房長官自衛隊暴力装置発言は、社会党時代の右派時代と違った国家観への転換を示唆しています。この見解は、レーニンの著作の国家と革命の中に軍隊や監獄の国家の機能を「武装した人間の部隊」と規定しました。日本共産党が、不破哲三氏の著作のレーニン資本論のなかでレーニンの国家観を武装革命を前提にしています。日本共産党マルクス主義における国家観の転換は、保守からの集中放火からの逃亡や権力からの弾圧への逃避を決定しました。
 
 レーニンは、国家をエンゲルスの「家族、私有財産及び国家の起源」からの引用をしながら規定しています。
 ①国家は、階級対立の非和解性の産物としています。支配階級と被支配階級に分裂した社会では、2つの階級の利害は、対立します。これが国家の生まれる必然性です。
 ②国家は、階級支配の機関であり、一つの階級による他の階級の抑圧の機関であり、階級の衝突を緩和しつつ、この抑圧を強固なものにする秩序を作りだします。この秩序は、抑圧階級が被抑圧階級の反抗を抑えつけるためです。
 国家の特徴は、①国民を地域によって区分することと②自分を武装力として組織する住民とはもはや直接には一致しない一つの公的権力をうちたてることです。
 ①の国民の地域による区分は、氏族共同体が解体し、和解しがたく敵対する階級へ社会が分裂したということです。②の公的権力とは、支配階級に奉仕する武装した人間の特殊な部隊です。だから、被抑圧階級が武装組織を形成して、公的権力=支配階級の階級支配のための武装した人間の特殊な部隊を粉砕すれば、国家は崩壊してしまいます。
 
 レーニンは、労働者階級が国家を改造するだけでなく国家を粉砕して死滅させる使命を提起しています。自民党みんなの党たちあがれ日本などの保守勢力は、新自由主義ファシズムの合体の国家に再編して、庶民の生活の抑制と米軍との再編したいために仙谷官房長官の一連の発言を非難しているのです。
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