☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

尼崎市長選挙の結果について

 尼崎市長選挙が11月21日投開票しました。当選は、稲村和美元兵庫県会議員が当選しました。今回の選挙は、稲村氏の他に土田ゆうじ元尼崎市会議員(民主党系)と吉岡健一郎元尼崎市議(保守系)、徳田みのる前尼崎民商事務局長(日本共産党)の4氏が立候補しました。
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 白井文前市長が情報公開と市民の目線の市政を目指すことを売りにしていました。しかし、白井前市長が①国民健康保険料金の引き上げや②市民プールの廃止、③学校給食の民営化、③保育所の民営化、④財政健全化を謳い文句にした効率性の重視、⑤市役所の非正規職員の雇い止めなど企業感覚と民営化第一の市政運営に変わってきました。
 尼崎市政の派閥は、大方から見て①白井市長をサポートする勢力(新社会党、みどりと未来)、②白井市長を支えていたが是々非々の態度をしている勢力(共産党)、③白井市長を批判している勢力(民主党室井邦彦参議院議員グループ、社民党)、④全くの是々非々の勢力(民主党の連合尼崎地協の支持派)、⑤白井市長から保守市長に返り咲きたい勢力(自民党公明党)です。
 地方政治の政治地図は、永田町や霞ヶ関の政治構図と違って、地域の実情をリアルに捉える冷静さと調査能力、地方自治の改善のビジョンが無ければ理解できません。稲村氏の当選は、各種マスコミの出口調査から見ると民主党支持層や公明党支持層、日本共産党支持層、みんなの党の支持層、政党支持なし層から万遍なく票を獲得した結果です。
 稲村氏が、白井市政の8年間を受け継ぐとしていますが、新自由主義による市政運営や財政健全化による住民生活の犠牲で乗り切るのではなく、①住民の生活重視と②市長の退職金の大幅な削減、③国民健康保険料の値上げのストップ、③総合評価方式による入札制度への改善、④市内の大型公共事業の削減を基本に進めるべきです。
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