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沖縄県知事選挙が近づく

 沖縄県知事選挙が、11月11日告示、11月29日投開票されます。今回の選挙は、米軍普天間飛行場辺野古沖への移転することをめぐって、県外ないし国外移転が大きな争点になっています。沖縄本島北部の辺野古沖に陸上と海岸を埋め立てたV字型飛行場が建設をされようとしています。
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 知事選の現在の予定候補者は、現職の仲井真弘多氏が自民党沖縄県連と公明党沖縄県本部、連合沖縄の大企業系労働組合から支援を受けています。一方、宜野湾市長の伊波洋一氏が社民党共産党沖縄社会大衆党の3党の支援に加えて、平和運動センター系の労働組合、連合沖縄の支援を受けています。仲井真氏は、米軍普天間飛行場の県外移転を主張しています。伊波氏は、米軍普天間飛行場の国外移転と普天間飛行場の閉鎖を主張しています。民主党沖縄県連は、独自の候補者の擁立を模索しましたが自主投票の様相になります。
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 その他の争点は、①米軍基地に依存しない経済対策、②尖閣諸島での国境紛争での対応、③普天間飛行場移転の日米共同宣言の撤回が中心になります。今回の沖縄県知事選挙は、沖縄県の政党や労働組合、市民団体、業界だけでなく本土の政党や労働組合、市民団体も加わって繰り広げられます。選挙の結果が、本土における生活第一の政治への転換と沖縄の米軍基地撤去の地方政治への転換を生み出すのです。
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