☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

参議院選挙が始まる

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 参議院選挙が6月24日公示と7月11日投開票で行われます。今回の参議院選挙は、去年の8月30日の衆議院選挙で自民党の政権から民主党中心の連立政治への交代が実現したことを受けて行われます。社民党が、5月末の米軍普天間基地の移設を巡って鳩山由紀夫政権から離脱しました。鳩山由紀夫政権は、社民党の政権離脱を受けて辞任しました。菅直人政権が、国民新党との連立の政権で小沢一郎前幹事長の影響力を抜いて現実路線に転換しました。
 菅政権は、米軍普天間基地辺野古移設を維持しながら、①郵政会社の見直し、②労働者派遣法の改定、③国家公務員法の改定の実現に向けています。菅首相が、内閣と官邸の一体化と民主党の国会議員による政策実現のかかわりを強調しています。これは、小沢一郎氏による支配の脱却と参議院選挙での安定した議席の確保のためです。
 菅首相は、トニー ブレア元イギリス首相の第3の道の政権構想を参考にしながら、①日本のブルジョア経済の立て直しと②国の財政再建の立て直し、③新しい産業の掘り起こしとりわけ医療・福祉・介護の社会福祉分野の振興を軸に高負担・高福祉の北ヨーロッパ型の福祉国家を目指しています。
 菅首相の国家ビジョンは、小沢一郎氏の生活第一主義からヨーロッパの社会民主主義の主流の社会自由主義の国家戦略に似ています。
 日本の政治が、政権交代や内閣の顔ぶれの変化を通してアメリカの従属政治を止める勢力とアメリカの従属政治を続ける勢力の構図とファミリーツリーがはっきりしました。
 例えば、自民党公明党みんなの党日本共産党が、郵政改革法案や国家公務員法案の審議で反対の姿勢でアメリカの従属政治を続ける勢力として浮かび上がりました。これは、郵便事業の資金がアメリカに流れることを容認ないし時期の延滞を進めるためです。社民党も米軍普天間基地の移転を巡って、主要な矛盾を明らかにする戦略がないためにアメリカ合衆国から鳩山政権に矛先を向けさせた責任を負っているのです。
 野党や社民党の姿勢は、アメリカ合衆国への従属とユダヤ金融資本によるアメリカ経済への容認をしています。日本の多くの政党が、対米自立への敵対と政権交代が可能な選挙制度への反対、国家公務員の幹部職員高待遇の擁護を貫いています。民主党は、原則的に参議院での過半数越えを目指しながら、社民党国民新党との選挙協力を基盤に参議院自民党議席を大幅に減らして、参議院の安定多数と野党の議席の減少を狙っています。
 今回の参議院選挙の目的は、①衆議院に続けて参議院における民主党議席過半数を超えること、②自民党政治の復活させないための立法・司法・行政の官僚支配の脱却、③個別の政策決定や政策実現のための内閣づくり、④立法・司法・行政の官僚支配の脱却の地方自治体への波及、⑤各省庁の特別予算における積立金・埋蔵金の取り崩しができる新しい政権の布陣を作るためです。
 私は、今年の参議院選挙の取り組みを通じて①アメリカ合衆国の従属から自立への道筋と②労働者の生活の再建、③住民の生活と地方財政の健全化の一体、④住民本位の地方自治体の確立、⑤自民党政権復活の阻止、⑥景気回復と国家財政の強化、高負担高福祉の一体化のきっかけ作りのためになるようにサポートしていきます。