日本共産党の文化観が私にとってお坊ちゃん、お譲ちゃんのような内容です。日本共産党員が、それぞれの分野で関わっています。それは、うたごえ合唱団やアマチュアの演劇集団、美術創造者集団、リアリズム写真家集団、前進座など権力や極右勢力からのバッシングや弾圧を受けないようにする文化分野の緩衝装置です。
私の文化観は、日本共産党の文化観に賛同できないために芸術系党員から「アナーキズム」とか「過激派」と陰口や批判をされます。これは、私にとって光栄です。日本共産党に限らず社会主義協会系の文化観や新左翼の文化観は、今日の労働者の文化の志向や関心からずれているので歴史の役割を終えています。