このような企業の特徴は、①ワンマン経営や 同族(親族)経営、②上意下達式の労務管理、③暴力団やや新興宗教とつながり、④社員の入れ替わりが多い、⑤名ばかり管理職の多さ、⑥経営責任の回避の常態化、⑦プライベートの軽視、⑧賃金の成果と年俸への依存、⑨サービス残業の固定化、⑩メンタルストレスの多さです。
労働組合は、ブラック企業の実態の調査を行いながら労働相談の実施や専門のオルガナイザーの育成、労働基準法の抜本的な改定を含めて早急にブラック企業で働いている労働者の権利確保と労働条件の向上、ブラック企業の体質改善に取り組むべきです。