2011-01-04 日本共産党のマスコミ観、テレビ観 科学的社会主義、社会民主主義 #その他社会学 日本共産党は、1980年代にマスコミをブルジョアマスコミと規定していました。同党は、党員に対して「しんぶん赤旗を読めば情勢への展望が切り開ける。一喜一憂をするな。赤旗を読まないと観念論に陥る。」と統制していました。 マスコミに興味ある党員や芸能界に興味のある党員は、幹部から①長時間にわたる問いただし、②反マスコミへの悔い改めの名の自己批判の表明、③党員拡大や新聞拡大に専念できる党員への忠誠をされられます。 日本共産党が薦めている前進座や小林多喜二の著作の普及、宮本百合子の著作の普及、劇団○○のアマチュア演劇への薦め、うたごえ運動への薦めは、①非共産左翼勢力への対抗と②自民党などの保守勢力からのバッシング対策です。同党のマスコミ観や文化観は、「保守から愛される共産党」、「過激勢力と組しない共産党」、「日本唯一の健全文化を勧めている政党」、「権力から睨まれない共産党」と言うビジョンを持っています。