2010-02-27 戦後左翼はなぜ解体したのか 変革主体再生への展望を探る 科学的社会主義、社会民主主義 #歴史 この本は、第4インター日本支部の設立の準備に関わった寺岡衛(てらおかまもる)氏と反戦委員会を経て労働情報設立に関わった江藤正修(えとうまさのぶ)が戦後の左翼勢力の衰退の原因を明らかにしています。 私がこの本を読むと関西地方で反日本共産党や反社会主義協会の立場の労働組合幹部の名前を見て、スターリン主義やネオスターリン主義の影響力との闘いを感じます。反スターリン主義者は、ゲバルト路線や既存の左翼党派への加入戦術が大衆との信頼を無くしています。ゲバルト路線の破綻が、連合赤軍の総括の名のリンチをめぐる評価で示されています。