沖縄県の北部の名護市長選挙は、1月24日投開票されました。稲嶺進前名護市教育長(民主党、社民党、国民新党、共産党推薦)が、現職の島袋吉和氏(自民党、公明党支持)を破り当選しました。
鳩山政権は、県内の普天間米軍基地の移設の決定を5月を目処に決定するとしています。今回の名護市長選挙の結果は、沖縄での米軍基地の移設の世論の広がりと基地関連の公共事業に依存する予算の組み替えに影響を及ぼします。
鳩山政権は、県内の普天間米軍基地の移設の決定を5月を目処に決定するとしています。今回の名護市長選挙の結果は、沖縄での米軍基地の移設の世論の広がりと基地関連の公共事業に依存する予算の組み替えに影響を及ぼします。
稲嶺氏の勝利は、①自民党や公明党が中心に、地域や各業界による現職候補の支持の押し付けへの批判、②辺野古沖での環境の破壊、③地域での基地建設の世論の分断をかわしたこと、③基地建設反対の陣形を形成できたことです。