岸和田市長選挙と名護市長選挙が1月28日告示、2月4日投開票で行われました。二つの首長選挙は、①日本における軍産複合体の利得確保と②1パーセントオリガーキの日本支配の弱まりを促進させることを問われていました。
永野耕平元大阪府会議員(大阪維新の会公認)が、岸和田市長選挙で信貴芳則岸和田市長を下しました。また、元市議で新人の渡具知武豊元名護市会議員(とぐち たけとよ)(自民、公明、維新推薦)が名護市長選挙で稲嶺進名護市長(民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立憲民主党支持)を下しました。
今回のの岸和田市長選挙は、自民党大阪府連に当時の市長選挙の推薦を得るための資金提供の疑惑の信を問うためです。資金提供疑惑は、自民党や大阪維新の会の1パーセントオリガーキーの傀儡の役割を果たすための岸和田市版ロシアゲートを仕組んだと言わざるを得ません。
一方、名護市長選挙の主な争点は、①辺野古沖の米軍ヘリポート基地の完成の是非と②安倍政権による米軍基地維持のための特別交付金の是非です。米軍へリポート基地の建設の目的は、①沖縄県内の麻薬密売着陸場と②米軍の機密文書の運搬、③米軍基地内の危険物質の運搬のためです。