☆ミぶどうちゃんのブログ☆彡ぶどうが獲れる柏原にいらっしゃい!

ぶどうの出店は、6月の予定です。ぶどう狩りは、8月に再開の予定です。来年もよろしくお願いします。

今年の地方選挙から本当の地方自治への改革

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 私は、大阪の柏原市会議員選挙と羽曳野(はびきの)市会議員選挙、東京の葛飾区会議員から地方自治の問題とこれからの地方自治の改革について記事にしたいと考えます。
 柏原市会議員選挙と羽曳野(はびきの)市会議員選挙は、8月30日に投開票されました。両市は、ごみの焼却や学校給食で藤井寺市と協力しています。既得権益は、柏原市で水道工事の入札の際の談合が行われ、羽曳野市で同和対策事業の継続での食肉関係や土木・建設工事のカルテルが行われています。
 東京の葛飾区会議員選挙は、11月1日告示、8日投票、9日開票されました。葛飾区は、①京成電鉄立石駅前と金町駅前の再開発事業の促進について、②教育関係の制度の改悪、③福祉施設の少なさでした。とりわけで葛飾区の土木・建築工事が大手不動産会社やゼネコンの食い物にされています。
 柏原市会議員選挙(定数18)の結果は、浜浦佳子が、特定の水道工事業者からの犠牲を覚悟で岡本泰明市長に対して水道工事の入札の不正を訴えて当選しました。日本共産党は、3人から2人(橋本みつお、山本まみ)に絞り雇用と福祉、教育、子育てに絞って2000票代で全員当選しています。これは、1000票近く伸ばしています。
 これは、①自民党新自由主義による柏原市への持込や②岡本泰明市長の突如の議会への条例案提出の挑戦、③公明党への強烈な批判、④民主党への支持の広がりの結果です。
イメージ 4

イメージ 5

 羽曳野(はびきの)市会議員選挙(定数20)は、民主党の吉田恭輔がトップで当選し、日本共産党が4人当選しました。羽曳野市会議員選挙の特徴は、①羽曳野市の食肉会社のハンナンへの便宜への非難、②同和対策法の終結後の同和行政への批判、③自民党公明党への強烈な批判、④民主党への期待の結果⑤小泉・竹中による新自由主義への批判です。
 葛飾区会議員選挙(定数40)の結果は、民主党6名、自民党12名、公明党11名、共産党5名、みんなの党1名、その他5名(民主系1人、オンブズ系1人、その他3人)です。選挙の特徴は、①青木区長を支える自民党公明党の体制の崩壊、②民主党が青木区長を支えてきたことへの反省のなさ、③日本共産党議席確保と得票数の増加、④市民オンブズ系の議員の増加の必要性、⑤社民党新社会党などの護憲勢力・地域労働運動の再建、⑥みんなの党議席確保が自民党民主党の批判への受け皿になっていることです。
イメージ 6

 私は、これらの選挙を通して①雇用と福祉、教育、子育ての住民の日常的な不満を取り上げる、②地方自治既得権益への批判を集中すること、③地方自治体への新自由主義の持込を拒否すること、④住民の地方自治の問題点への気づきを教訓にできたと感じています。
 地方議員は、業界や労働組合、市民団体の既得権を確保するためでなく、①住民が支払った税金の使途をチェックできること、②住民の要望や不満を条例や制度にするための政策立案ができること、③国(永田町、霞ヶ関、合同庁舎)や都道府県庁の請負からの脱皮、④地域主権の名による州確立への拒否、⑤住民による・住民のための地方自治の確立をするべきです。